二年前に亡くなったカウンセラーの先生のこと
今日、SURE'S MOONの私の書き込みへのかおるさんのレスを見て、思い出した。
いつもなにかにつけて思い出す、飯沼先生のことは。
「いつもおんなじことばっか言って、ボケてんじゃないの?」
なんていう人も多かったんだけど、
私にとって、あの先生ほどそのことばが胸に響く人はいなかった。
心の病気っていうのはみんな脳の慢性疲労なんです。
だから休まなきゃいけない。決してがんばっちゃいけない。
がんばってないつもりでもがんばっちゃってる人がなりやすい病気なんです。
当時の私に自分ががんばりすぎてるなんていう自覚はまるでなかった。
でも、バイト先でよく、
「そこまでちゃんとやることないのに・・・」
なんて、よく言われてた。
なにかにつけ、
「そこまで真剣に考えてあげることなんかないのに」
とかね。よく言われてたと思う。
そして自分ではやるべきことの40%くらいしかやってないように感じていた。
要するに完全主義なんだ。
さらに悪いことに私はへんにかっこつけたがる。
「今私は必死です!!!!」というのがばれるのがかっこわるいので
へらへらしながらやっている。
これじゃ、人の倍は疲れるよな。病気にもなるよな。
というのを初めてわからせてくれたのが飯沼先生だ。
そして、今でもいつも思い出すことば・・・・
「とにかく、なにかをするんじゃなく、ぼーーっとしていることが大切なんですよ」
「でも・・・・ぼーーっとしてると死にたくなっちゃうんですけど。。。」
「いいんです。死にたくなって当たり前です。とてもつらいんですから。それでもいいから、ぼーーっとすることですよ」
「死にたくなっちゃう」っていうのを肯定されたのは初めてだった。
普通は、
「お薬増やしておきましょうね」←結局それしかねーのな
「なるべく楽しいことだけ考えるように」←それができりゃ苦労しねーよ!
亡くなってしまわれたけど、あの先生に会えてよかった。
85歳くらいだったかなあ・・・・もっと若く感じたけど。
はっきりとした言葉、強く優しいまなざし。。。。
先生の目は白目がまっしろで、黒目はまっくろで、まるで濁りが無かった。
子供の目みたいにきらきらしてた。
人柄なんだと思う。
ま、変人ではあるけどね。笑
♪うんざりなんて しててあたりまえ 絶望なんて しててあたりまえ
あきらめるのは簡単だ 簡単すぎてつまらない
イェー 腰は大丈夫
BY ハイロウズ ”一人で大人 一人で子供”